このページではハワイ旅行の特典航空券に必要なマイル数をデータとしてお見せしようと思います。ついでになりますが、ハワイ旅行で貯まるマイル数も記載します。
比較するのはANA、JAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空の4社です。
航空会社各社によって、マイレージプログラムの規約が異なります。ですので、必ずしもどこの会社が良いという正解はありません。今回の記事をご覧いただき、読者の方でご自身のプランにあった航空会社を選んで頂ければと思います。
Contents
航空各社のハワイ路線で貯まるマイル数はほぼ同じ
まずはじめにハワイへの旅行で貯まるマイル数を比較してみましょう。比較の対象は全日空(ANA)、日本航空(JAL)、ハワイアン航空、ユナイテッド航空です。いずれの航空会社も日本からハワイの就航路線を持っています。
利用航空会社 | 貯まるマイル数 |
---|---|
ANA | 3,831マイル |
JAL | 3,831マイル |
ハワイアン航空 | 3,819マイル |
ユナイテッド航空 | 3,831マイル |
上記の表は成田~ホノルル間の片道で貯まるマイル数を比較したものです。比較というより、各社ほとんど同じですね。フライトマイルの貯まりやすさはどこの航空会社を利用しても、ほとんど同じ結果になります。
ただ、料金の面ではハワイアン航空が一歩リードしている格好です。エコノミークラスであればハワイ往復が5万円台から用意されている位ですので。予約クラスによる積算率の違いもありませんから、マイルもしっかり貯まります。
ハワイへの特典航空券の交換に必要なマイル数
本題に移りましょう。ハワイ旅行の特典航空券を獲得するために必要なマイル数のお話です。
ハワイ特典航空券の交換に必要なマイル数は航空会社によって異なります。一番少ない所で言えばJALの片道20,000マイルでしょうか。ただ、往復の場合はANAのローシーズンが35,000マイルとなっています。
もっとも、各社のルールが色々と複雑になっています。ですので、詳細については各項でご説明しようと思います。
ANAの必要マイルはローシーズンの往復35,000マイルから
始めはANAのハワイ特典航空券に必要なマイル数です。
ANAの場合はシーズンの違いによって必要マイル数が変わってきます。簡単に言って、繁忙期になるに従って必要マイル数が上がる仕組みですね。逆にローシーズンには狙い目の航空会社となっています。
予約クラス | 必要なマイル数 |
---|---|
エコノミークラス | L:35,000 R:40,000 H:43,000 |
プレミアムエコノミー | L:53,000 R:58,000 H:61,000 |
ビジネスクラス | L:60,000 R:65,000 H:68,000 |
L:ローシーズン R:レギュラーシーズン H:ハイシーズン |
ハワイ往復に必要なマイル数の最低ラインは35,000マイルです。ただ、前述の通りシーズンによって変動しますので注意が必要です。マイル計画を立てる場合には旅行の時期も考慮したプランニングが必要です。
ANAのマイルを効率的に貯めるには
ANAマイルの有効期限は3年間です。マイルを貯めるのにモタモタしていると有効期限を迎えてしまいます。効率的にマイルを貯める必要がある訳です。
一般的でメジャーな方法はクレジットカードを利用してマイルを貯める「陸マイラー」の方法です。ただ、ANAの場合はポイントサイトを併用することでもっと効率的にマイルを貯めることができます。
詳細は以下の記事をご覧ください。陸マイラー必見の内容となっています。
JALの必要マイルは片道20,000マイルから
JALの場合は片道からマイルを特典航空券に交換することができます。この点、ANAよりも交換の敷居が低いと言えます。
予約クラス | 必要なマイル数 |
---|---|
エコノミークラス | 20,000 |
プレミアムエコノミー | 30,000 |
ビジネスクラス | 40,000 |
往復の場合は、この倍のマイルが掛かります。ただ、ANAと違ってシーズンによる必要マイル数の違いがありません。ANAよりもマイルの貯蓄計画が立てやすい航空会社と言えるでしょう。
JALのマイルも効率的に貯めることができる
ANAと同じく、JALもクレジットカードを利用すれば効率的にマイルを貯めることができます。ただ、ANAよりもマイルの貯まり方は少ない傾向にあります。まあ、その分だけ特典航空券を予約しやすいというメリットがあります。
JALのマイルを貯めたい陸マイラーの方は、是非とも以下の記事を併せてご覧ください。
ビジネス利用ならハワイアン航空もアリ
ダークホースとして、ハワイ旅行の格安路線であるハワイアン航空も比較してみましょう。
ハワイアン航空もJALと同じく片道から特典航空券の引き換えができる航空会社です。ただし、需要変動型の仕組みを採用していて、フライトの需要が高まると必要マイル数が多くなってしまいます。
予約クラス | 必要なマイル数 |
---|---|
エコノミークラス | SuperSaver:40,000 Saver:60,000 Flex:80,000 |
ビジネスクラス | Saver:65,000 Flex:130,000 |
基本的には需要が高まるにつれてSuperSaver→Saver→Flexと必要マイル数が上がります。ただ、実際問題としてはSuperSaverが適用されるケースがほとんどありません。エコノミークラスであれば、概ね110,000マイルが往復チケットの交換に必要なマイル数となっています。
ただし、ビジネスクラスの場合はSaverのプランが空いていることが多々あります。他社と比べて必要なマイル数は多いのですが、特典航空券のキャンセル待ちがあまり発生していないというメリットもあります。
つまり、ハワイアン航空のビジネスクラスであればキャンセル待ちもせずに130,000マイルで特典航空券が引き換え可能ということです。「何が何でもビジネスクラスでハワイに行きたい」という方にはうってつけのプランとなっています。
ハワイアン航空のマイレージプログラムについては、以下の記事も併せてご覧ください。
ユナイテッド航空のマイルは需要変動型に変更
ユナイテッド航空は2019年の11月から特典航空券の必要マイル数を需要変動型に切り替えます。ですので、一概に必要なマイル数を割り出すことができません。
ただ、旧プランを見てみると他社よりも日本~ホノルル間の必要マイル数は高い傾向にあります。以下の表は参考データとしてご覧ください。
予約クラス | 必要なマイル数 |
---|---|
エコノミークラス | 55,000 |
ビジネスクラス (ユナイテッド航空便) | 100,000 |
ビジネスクラス (他社便) | 110,000 |
ユナイテッド航空は通常料金も高いし、特典航空券の必要マイルも多いのが難点です。しかしながら、アライアンスを組んでいるANAの国内路線で特典航空券を交換する場合には絶好のレートで交換が可能です。
詳しい話は以下の記事に記載しました。興味のある方は、併せてご覧ください。
ハワイ旅行に必要な航空各社のマイルまとめ
以上の通り、今回はハワイへの特典航空券に必要なマイル数をデータにしてまとめてみました。
こうして見るとやはりライトユーザーや陸マイラーであればANAが絶好のポジションにいることが分かりますね。ただ、海外旅行に良く行くヘビーユーザーであればハワイアン航空やユナイテッド航空もアリな選択肢だと思います。
という訳で、要点をまとめたいと思います。
- ハワイ往復に必要なマイル数はANAの35,000マイルからです。ANAのマイルは貯め方の選択肢も多いのでおすすめの航空会社です。
- JALは時期による変動がないプランを用意しています。JALマイラーならハワイへのマイル貯蓄計画が立てやすいはずです。
- ビジネスクラスを利用したいヘビーユーザーの方はハワイアン航空もアリな選択肢です。ただし、ライトユーザーにはおすすめできません。
- ユナイテッド航空は必要マイルが多い傾向にあります。それでもあえてマイルを貯めるのであれば、ANA国内路線の特典航空券への引き換えが便利です。
さて、夢のハワイ旅行が今回の記事で近づきましたでしょうか?
管理人もハワイ旅行は計画中で、日常生活でコツコツとマイルを貯めています。そんな管理人愛用のクレジットカードはソラチカカードです。これから陸マイラーを目指す方は、是非とも以下の記事も併せてご覧ください。