ユナイテッド航空は日本とグアムを結ぶことで旅行者に有名な航空会社です。そのマイレージプログラムにはお得な要素がいくつもあります。
1つはANAの国内線が特典航空券でお得に取れることです。2つ目はマイルの有効期限が実質的に無期限になることです。
そして陸マイラーに嬉しいクレジットカードのポイントアッププログラムも・・・。
今回はそんなユナイテッド航空のマイルを貯めるメリットについてご紹介をしていきたいと思います。ANAとの比較で論じます。
Contents
ユナイテッド航空とANAとのアライアンス
ユナイテッド航空はアメリカの航空会社です。日本ではグアムへの直行便を就航させていることで有名ですね。グアム旅行で利用したことがある方も多いと思います。
冒頭に紹介した通り、ANAはグアム路線をコードシェア便で結んでいます。そのコードシェア便を運航している航空会社がユナイテッド航空という次第です。
日本発 | 就航都市 |
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成田空港 関西空港 中部空港 福岡空港 | グアム |
関西空港 羽田空港 | サンフランシスコ |
成田空港 | デンバー ロサンゼルス ニューヨーク ソウル シンガポール ワシントンDC サンフランシスコ ホノルル シカゴ |
ユナイテッド航空の日本発の就航路は主にグアムです。ただ、成田からはいくつか北米に就航都市を持っていますね。何気にハワイ・ホノルル空港への就航路線も持っています。
そんなユナイテッド航空が属するアライアンスは、ANAも属するスターアライアンスです。つまり、ANA利用時にもユナイテッド航空のマイルを貯めることができるという訳ですね。
その結果、あえてユナイテッド航空のマイルを貯めることでお得になるケースがいくつかあります。具体的にご紹介していきましょう。
ユナイテッド航空でマイルを貯めるメリット3つ
ユナイテッド航空のマイルを貯めるメリットはなんでしょう?ヒントはANAとの比較にありました。
他にもユナイテッド航空のマイレージプログラムはちょっとした技で有効期限を延長できたりもします。以下にご紹介していきましょう。
ANAの特典航空券をお得にゲット可能
1つ目のメリットは、マイルを貯めるとANAの国内線で特典航空券をお得に交換できる点です。
繰り返しになりますが、ユナイテッド航空とANAは提携関係にあります。そのため、ユナイテッド航空のサイトからANAの特典航空券を予約することができるのです。しかも、ANAよりお得なケースが多々あります。
以下に具体例を見ていきましょう。まずは東京~沖縄間の特典航空券の交換に必要マイル数を比較してみました。
東京~沖縄間の必要マイル比較 | |
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ユナイテッド航空 | ANA |
16,000マイル | ローシーズン:14,000マイル |
レギュラーシーズン:18,000マイル | |
ハイシーズン:21,000マイル |
ご覧の通り、東京~沖縄間ではローシーズンを除いてユナイテッド航空の方が必要マイルが少なくて済みます。
実際問題としてローシーズンに休暇を取ることはなかなかないでしょう。多くのケースでユナイテッド航空のマイルを使って交換した方がお得になるのです。
続いて、少し距離が少ない東京~札幌間を見てみましょう。
東京~札幌間の必要マイル比較 | |
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ユナイテッド航空 | ANA |
10,000マイル | ローシーズン:12,000マイル |
レギュラーシーズン:15,000マイル | |
ハイシーズン:18,000マイル |
東京~札幌間の交換マイルでは、全てのケースにおいてユナイテッド航空の方がお得な結果になりました。
両社のマイルは等価ですから、純粋に比較してANAよりユナイテッド航空の方が少ないマイル数で済むという訳ですね。これがユナイテッド航空でマイルを貯めるメリットの1つ目です。
クレジットカードでマイルが貯まりやすい
ユナイテッド航空のマイルを貯める場合、MileagePlusセゾンカードが便利です。というのも、マイルアップメンバーズを適用するとマイルの還元率が1.5%にまで上昇するからです。
一般のクレジットカードの場合、ANA提携のカードでもマイル還元率は0.5%です。他に色々とマイルを貯める方法はあるものの、クレジットカードの還元率だけ比較するとユナイテッド航空の方に軍配が上がります。
MileagePlusカードでマイルを貯める
MileagePlusカードのスペックは、クラシックカードで以下の通りになっています。ポイントはポイントアップメンバーズ(年会費5,000円+税)を利用することです。これでマイル獲得率が通常会員の3倍になります。
MileagePlusカードの基本情報 | |
マイル還元率 | 1,000円につき5マイル(通常時) |
1,000円につき15マイル(マイルアップメンバー(*)) | |
年会費 | 1,500円+税 |
(*)年会費5,000円+税 交換上限30,000マイルまで それ以上は通常時と同様 |
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ただし、クラシックカードの優遇レートで交換できる上限マイルは30,000マイルです。年間の金額にして200万円以上の利用額になります。この上限を突破したい場合は、ゴールドカードに申し込む必要があります。
MileagePlusゴールドカードの基本情報 | |
マイル還元率 | 1,000円につき15マイル(マイルアップメンバー(*)) |
特典 | マイルアップメンバーズの年会費が無料 空港ラウンジが利用可能 |
年会費 | 15,000円+税 |
(*)交換上限75,000マイルまで それ以上は通常時と同様 |
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ユナイテッド航空のマイルを効率的に貯めるために非常に有用なクレジットカードです。陸マイラーの方は要チェックですね。
MileagePlusカードのお申し込みはこちらからどうぞ。
マイルの有効期限が実質無制限
ユナイテッド航空のマイレージプログラムがお得な点は、有効期限を延長できるという点にもあります。
ユナイテッド航空のマイルは、通常の有効期限が18ヵ月と短く設定されています。しかし、ほんの1マイルでもマイルの増減があれば、その時点で有効期限がリセットされるのです。
そうです。先に紹介したMileagePlusカードで貯めたマイルも有効期限がリセットされる対象になっているのです。
つまり、普段からクレジットカードを使っている陸マイラーの方は実質的に有効期限が無制限という訳です。これなら大量のマイルも有効期限を気にせず貯めることができますね。MileagePlusカードは普段使いにももってこいのクレジットカードです。
MileagePlusカードのお申し込みはこちらからどうぞ。
クレカ200万円の利用でグアム往復が手に入る
最後にちょっとした知識も紹介しておきましょう。ユナイテッド航空ですが、当然、特典航空券の交換も可能です。例えばグアムの往復なら、交換に必要なマイルはエコノミーで30,000マイルです。
先に紹介したMileagePlusカードでマイルを貯める場合、200万円以上利用すればグアムへの特典航空券の交換にマイル数が貯まります。結構、現実的な目標ではありませんか。
という訳で、今回はユナイテッド航空でマイルを貯めるメリットについてご紹介しました。以下に要点をまとめたいと思います。
- ユナイテッド航空のマイルはANA利用時にも貯めることができる。
- 国内線の特典航空券ならユナイテッド航空のマイルで交換した方がお得(メリットその1)。
- MileagePlusセゾンカードでマイルを貯めれば、マイルの有効期限が実質無期限(メリットその2)。
- さらにクレジットカード利用ならANAのマイルよりも貯めやすい。
という訳で、ユナイテッド航空は色々とお得な航空会社という訳でした。もっとも、ANAはANAで色々な方法でマイルを貯めることができますね。
詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。