今回は管理人の体験談を交えて、テニスの全仏オープンを観戦する方法をご紹介したいと思います。
もう8年前になりますが、管理人はテニスの全仏オープンに行きました。憧れのパリ、憧れのローランギャロス。人生のうちで一回は本場のテニスを見たいと考えたのです。
おそらくこのページをご覧の方も、全仏オープンを見に行きたい方々でしょう。そこで今回はチケットの予約方法から現地の歩き方までをご紹介していきたいと思います。
Contents
全仏オープンは2月中旬にチケット予約開始
最初にチケットの発売日からご紹介しましょう。
全仏オープンは例年5月の中旬から6月に掛けて行われます。それに合わせて約3ヵ月前からチケットの予約も開始されます。
全仏オープンのチケット予約は2月の中旬から開始されます。
当然ながら、公式サイトでは事前にアナウンスがあります。ですので、いざチケットを購入しようと考えたらあらかじめ公式サイトをチェックしておきましょう。以下に公式サイトのリンクを貼っておきます。
リンク:テニス全仏オープンの公式サイト
発売当日の公式サイトは混みあいます。ですが、やはり良い席を格安で取ろうとしたら早い者勝ちになります。サーバーになかなか繋がらない状況になるかも知れませんが、粘り強く待ちましょう。
全仏オープンのチケットを予約する方法
では、チケットの予約方法に移りましょう。以下に紹介するのは2019年現在の方法です。
まず、チケットを購入する前にアカウントを作成しておく必要があります。これは発売日前から可能です。発売日当日に慌てないためにも、事前にアカウント登録を済ませておきましょう。
チケット予約の流れについて
チケットの予約を失敗しないためにあらかじめ予約の流れを確認しておきましょう。
まず、予約ページには公式サイトのトップページから行くことができます。
ここに入ると、日程とコートの種類を決める場面に移ります。コートの種類については後述します。とりあえずここでは「OUTSIDE COURTS」を選択してみます。
次の画面でチケットの種類を確定(confirm)するとカートにチケットが入ります。後はカート画面に移って支払いを済ますのみです。
メインコートとチケットの料金について
さて、チケット予約の流れが分かったところで、コートの名前とチケットの種類をご紹介しましょう。
ローランギャロスには以下2つのメインコートが存在します。
PHILIPPE CHATRIER(フィリップ・シャトリエ)
SUZANNE LENGLEN(スザンヌ・ランラン)
PHILIPPE CHATRIERは近年に新築されたメインコートです。SUZANNE LENGLENは旧メインコートですね。どちらのコートに入るにも専用のチケットが必要で入場時にはチェックがあります。
さらにチケットのカテゴリとしては以下2つの枠が存在します。
- SIMONNE MATHIEU(シモーヌ・マチュー)
- OUTSIDE COURTS
SIMONNE MATHIEUは基本的にOUTSIDE COURTSのカテゴリに分類されるコートです。ただ、大会の日付によっては重要な試合が行われるらしく、別枠料金になっていることがあります。
OUTSIDE COURTSは要は一般コートです。会場入り口の受付さえ済ませば、各コートへはフリーパスで入ることができます。
メインコートは指定席だけれども
メインコートのお値段ですが、なかなかお高くなっています。お値段は最高で800ユーロほどにもなり、大会直前にはもはや手が出ないお値段になります。ですので、予約が開始されたらすぐにチケットを購入できるよう準備をしておきましょう。もっとリーズナブルな席が残っているはずです。
メインコートのチケットですが、基本的には座席指定制になっています。
ただ、現地に行けば分かるのですが、自分の指定座席に座っている人はなかなかいません。空いているからです。
ですので、ファイナルやセミファイナルでもない限りはコートから遠い席を予約してもOKだと思います。特にSUZANNE LENGLENはそんなに大きくないコートなので、遠くからでも十分に試合を楽しむことができます。
一般コートでもレジェンドの試合を楽しめる
さらにおすすめのなのが、OUTSIDE COURTで行われるレジェンドの試合です。
レジェンドの試合とは第一線を退いた有名プレーヤーによって行われるダブルス形式の試合です。真剣勝負というよりは、観客を楽しませるためのプレーをしてくれます。
日程的には大会の終盤で行われ、日程上に「Legend’s trophy」と記載されています。
試合内容そのものも面白いのですが、なんといっても魅力的な点はファンサービスを欠かさないことです。
管理人はあの有名なイバニセビッチ選手からサインをもらえました。
既に引退していたので試合を見れたことさえ感激なのですが、さらにサインまでもらえるとは思いませんでした。サインだけでなく、一緒に写真を撮ったり、子供を抱っこしたりするシーンも見られましたね。
ともかく手厚いファンサービスと近い距離でレジェンド選手と接することができる点が魅力です。さすがにエンクビスト選手が会場内を普通に歩いていたときはびっくりしましたが。
ですので、メインコートのチケットが取れなかったからと言っても諦める必要はありません。全仏オープンは一般コートでも十分に楽しめることができますし、チケット代を節約することも可能です。
ローランギャロスへのアクセス方法
最後のローランギャロスへのアクセス方法もご紹介しておきましょう。
ローランギャロスはパリ郊外にある「ブローニュの森」という公園にあります。パリ中心部から30分ほどの距離にあるので、宿泊地はパリ中心部で良いでしょう。当然、パリ市内の観光と全仏オープンの観戦旅行は両立できるプランです。
ブローニュの森へは地下鉄10番線の「Porte d’Auteuil(ポルト・ドートイユ)」という駅で降ります。
以下に地図を貼っておきます。
道はまっすぐですし、案内板が出ています。人の流れも続いてますので、それに合わせても良いですね。あまり道に迷うことはないと思います。
テニス全仏オープンの歩き方まとめ
以上の通り、今回はテニス全仏オープンのチケットを予約する方法についてご紹介しました。個人的にはそんなに高いチケットを買わなくても十分に楽しめた印象がありますね。女子のファイナルを含む日程で5日連続で観戦しましたがチケット代は230ユーロでした。ともかくお祭りの雰囲気を楽しみたいのであれば、入場券だけ買うのもありだと思います。
要点をまとめたいと思います。
- 全仏オープンのチケット予約は2月中旬に始まります。公式サイトから購入可能です。
- チケット予約にはアカウントが必要です。事前に登録しておきましょう。
- メインコートは指定席制です。一般コートは自由席でアクセスフリーです。
- ローランギャロスのテニスコートはパリのブローニュの森にあります。地下鉄のPorte d’Auteuil駅から行きましょう。
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