今回は管理人が5年ほど前に行った、テニスの「上海オープン」についてご紹介したいと思います。
上海オープンの正式名称は「上海・ロレックス・マスターズ」です。日本の楽天オープンが終わる秋口に開催され、同時期の北京オープンと並ぶアジアの中堅大会として知られています。
その魅力はテニス選手を間近で見ることができることでしょう。サブコートであれば最前列で一流選手の活躍を見ることができるのです。当然、サブコートにも有名選手が登場します。
そんな訳で、今回は現地レポートを兼ねて、上海オープンのご案内をしていきたいと思います。
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上海オープンの魅力とは
上海オープンの魅力はまず「非常に空いている」ことでしょう。
中国ではまだテニスがマイナースポーツであるせいか、日本の大会ほど混んでいません。また、開催地の敷地面積が広いためテニスコートが多く、1つのコートに集中する人数も少ないのです。日本の楽天オープンに比べると、混み具合に天と地ほどの差があります。
結果として、有名選手の試合も最前列で見ることができたりします。例えば、以下の写真は管理人が現地で撮影してきた試合風景です。ご覧の通り、空席が目立つことが分かりますね。
ちなみにですが、映っている赤いウェアの選手は、あの「錦織選手」です。今は知りませんが当時は錦織選手の試合がサブコートで行われていて、最前列で見ることができました。もちろん、試合後にサインももらいましたよ。
上海は日本から安く行けることも魅力ですね。日本からだと4万円くらいで行くことができます。もちろん、ANAやJALでマイルを貯めて、特典航空券で行ってもいいですね。興味のある方は、以下の記事もご覧あれ。
上海オープンのチケットを予約する方法
さて、上海オープンの魅力を伝えたところで、チケットを予約する方法もご紹介しましょう。
日本ではパック旅行の方がメジャーですが、英語さえ読めれば自分でチケットを予約することも可能です。上海オープンのチケットは、下記の公式HPから予約することが可能です。中国語だけでなく、英語の表記もあります。
チケットの代金は、購入可能な最高クラスのA+でも680元(7,000~8,000円)程度です。日本の楽天オープンに比べて、随分安くなっています。また、安いクラスであれば2,000~3,000円でも購入することができます。
安いチケットでも十分楽しむことが可能
安いクラスのチケットはメインコート(屋根つきの屋内コート)に入場することはできません。ただ、ファイナルやセミファイナルでなければ、安いクラスのチケットでも十分楽しむことができます。管理人個人はファイナルとセミファイナルだけA+で予約して、残りの日はサブコートでぶらぶらするという日程で行きました。
これもまた上海オープンの魅力なのですが、安いチケットで入れるサブコートでも有名選手がプレーするんですよ。冒頭で紹介した錦織選手もそうですし、管理人の好きなトミー・ハース選手もプレーしていました。何気に試合後のサインをもらいやすいのもサブコートであったりします。
上記の写真は「フランスのジャイアン」ことツォンガ選手の写真です。入場時に「アレ(行け)!ツォンガ!」と叫んだら笑顔で手を振ってくれました。こんな風に、有名選手と間近でコンタクトできる点もサブコートの魅力でもあったりします。
上海オープンのチケット発売日
気になるチケットの発売日ですが、例年は7月頃に発売が開始されます。
発売日は毎年変わります。ただ、公式HPに告知がでるのでマメにチェックしておきましょう。やはり最終日のファイナルやセミファイナルの良い席は早めに売り切れてしまいます。それでも発売直後であれば、席の予約は十分に可能です。
以下に公式HPのリンクを貼っておきます。
上海オープンの開催場所と交通機関
上海オープンの会場についてもご紹介しましょう。
上海オープンは、上海中心部から南方にある「上海旗忠森林体育城テニスセンター」というところで開催されます。
別途、上海体育館というところもあるので間違いやすいです。注意しましょう。
上海旗忠森林体育城テニスセンターへの行き方
上海旗忠森林体育城テニスセンターへは、上海中心部から電車orタクシーで行くことができます。車だと30分も掛からないくらいの距離にあります。
タクシーで行く場合
タクシーで行くなら、上海中心部からの料金は概ね3,000円程度です。ただ、運転が荒いので電車の方が安心かも知れません。
電車で行く場合
電車の場合は、地下鉄1号線or5号線の「莘庄(シンズァン)」という駅で降ります。上海の地下鉄は綺麗で快適ですので、開催地への移動にも地下鉄を使うと便利です。
上海近郊の電車マップは以下のリンクからダウンロードすることができます。
リンク:上海地下鉄の路線図ダウンロード
駅からはバスorタクシーです。タクシーでも会場までは1,000円以下で行ける距離です。バスも案内が出ているのでチャレンジしても良いかも知れません。安く行くことができます。
徒歩はチャレンジしていませんが、感覚的にはちょっと無理な距離です。というより、面白くありません。道路は整備されているのですが、本当に店も何もないだけの地域が続きます。
上海のタクシー事情について
少し触れましたが、やはり上海のタクシーは運転が無茶苦茶荒いことで知られています。管理人の乗ったタクシーもスクーターと衝突しそうになって揉めていました。ただ、それでも安くて便利なので、使わざるを得ないのも事実です。
また幸いにも、お互いに漢字が読めるというメリットがあります。行先を書いたメモを携行しましょう。開催地の上海旗忠森林体育城テニスセンターにしても、「上海旗忠森林体育城」という手書きのメモで通じました。
白タクですが、ガイドブックで注意するほどには多くはありません。街を流しているのは正規のタクシー会社の車両ですし、上海オープンの会場で待機している車両も正規のタクシー車両でした。
ただ、ファイナルの夜だけは違いました。会場から出てくる観戦者を狙って、多くの白タクが出口で待機していたのです。
なんと管理人、そんな白タクの一台に乗りました。そして、やっぱりトラブルに遭いました。料金がぼったくり価格だったのです。
幸いにも相場価格を知っていたので、最終的には押し問答の末、料金を値切りました。ただ、かなりの気力を消耗しましたね。皆さんには白タクに乗らないように注意して頂きたいものです。
上海オープンの歩き方まとめ
以上の通り、今回は上海オープンの歩き方をご紹介しました。別の機会があれば、他の大会についてもレポートしていこうと思います(経験談あり)。
要点をまとめたいと思います。
- 上海オープンの魅力は選手を間近で見ることができること。管理人はあの錦織選手の試合も最前列で見ることができました。
- 上海オープンのチケット発売日は7月頃です。まめに公式サイトをチェックしましょう。
- 上海オープンの開催場所は上海旗忠森林体育城テニスセンターです。地下鉄の莘庄という駅で降ります。
- タクシーは便利ですがトラブルもあります。特に白タクには注意しましょう。
上海には日本からも色々な航空会社が都市を結んでいますね。航空会社はうまく選んで効率的にマイルを貯めたいものです。
以下の記事には、マイルの貯まりやすいクレジットカードをご紹介しています。1年もあれば、マイルで上海への無料チケット獲得が可能であるかも知れません。興味のある方は、併せてご覧ください。