今回は家電量販店のビックカメラでANAのマイレージをお得に貯める方法をご紹介したいと思います。
ビックカメラでは直接ANAのマイルを貯めることはできません。しかし、「ビックカメラ JQ SUGOCAカード」と「ANA TO MEカード(ソラチカカード)」があればビックポイントをANAのマイルに交換することができるのです。
楽天Edyで支払いを行えば、ビックポイント+Edy払いのマイル+クレジットカードポイントが貯まります。マイルの3重取りです。
以下には、ビックカメラで効率よくマイルを貯める方法を具体的にご紹介していきます。
Contents
ビックカメラは楽天Edyで支払えば現金同等の10%ポイント還元
最初にお得な楽天Edyのお話からお伝えいたしましょう。
ビックカメラでは基本的に現金払いが優遇されています。現金で支払えばポイント還元率は10%で、これが最高クラスの還元レートになります。しかしながら、現金で支払うとクレジットカードのポイントを貯めることができません。
これではマイルを貯めることもままなりません。そこで利用するのが楽天Edyです。
ビックカメラでは楽天Edyでも現金同等の還元率でビックポイントを受け取ることができます。この制度を利用して、ビックポイント+クレジットカードポイントを貯めようという訳ですね。
Edyチャージでポイントとマイルの3重取りする方法
前述の通り、楽天Edyで支払えばビックポイント+クレジットカードのポイントが貯まると書きました。さらにもう一つ忘れてはならないポイントプログラムがあります。楽天Edyで支払う際にもらえるANAマイルの存在です。
Edy機能付きANAカードやおサイフケータイの楽天Edyアプリでは、支払いの際に200円に付き1マイルの還元率でANAのマイルが貯まります。これで3重取りが可能ということですね。
参考リンク:Edyでマイルを貯める方法(ANA公式)
要は楽天Edyにクレジットカードからチャージし、楽天Edyで支払う。これだけでポイントが3重取りできるという仕組みです。
- 楽天Edyをクレジットカードでチャージ(クレジットカードのポイント獲得)
- ビックカメラで楽天Edyを使って支払う(ビックポイント10%獲得)
- Edy機能付きANAカードやおサイフケータイの支払いでポイント獲得(200円につき1マイル)
さらにANAマイレージモバイルプラスで獲得レートアップ
楽天EdyはEdy機能付きANAカードやアプリの支払いでポイントを獲得することができると書きました。この獲得ポイントをもうちょっと増やす方法もあります。それが「ANAマイレージモバイルプラス」に入会する方法です。
ANAマイレージモバイルプラスは月額300円掛かる特別プログラムです。月会費こそ掛かりますが、楽天Edyの支払い時に貯まるポイントが3倍になるというサービスを提供しているのです。つまり、200円につき3マイル貯まるという訳ですね。
これを利用すればビックカメラでのマイル獲得率をアップさせることも可能です。ANAマイレージモバイルプラスの詳細は以下の記事に記載しました。興味のある方は、併せてご覧ください。
貯めたビックポイントはANAマイルにも交換が可能
さて、冒頭ではANAマイルの3重取りが可能と書きました。ここで宿題が残っていることに気づきます。「貯めたビックポイントをどのようにANAのマイルに交換するか?」という宿題です。
結論から書きますと「ビックカメラ JQ SUGOCAカード」と「ANA TO MEカード(ソラチカカード)」を利用して、ポイント交換ルートを経由する方法を取ります。
具体的な方法を以下に説明していきましょう。
ビックポイントからANAのマイルへ交換するルート
ビックカメラで貯めたビックポイントをANAのマイルに交換するには、複数のポイントプログラムを経由しなければなりません。具体的な順番は以下の通りです。
- ビックポイントからJRキューポに
- JRキューポからGポイントに
- GポイントからLINEポイントに
- LINEポイントからメトロポイントに
- メトロポイントをANAマイルに交換
いわゆる「ソラチカルート」と呼ばれる交換ルートを利用する方法ですね。このルートであれば81%の還元率でビックポイントをANAのマイルに交換することができます。
ビックポイントをANAのマイルに交換するのに必要なもの
上記の交換ルートでは以下のものが必要になります。申し込み先のリンクを貼っておきましたのでご活用ください。
- ビックカメラ JQ SUGOCAカード⇒JRキューポの交換に必要
- ソラチカカード⇒メトロポイントの交換に必要
- Gポイントのアカウント⇒Gポイントの交換に必要
ちょっと準備が面倒になりますが、ビックカメラのポイントをANAのマイルに交換するには以上のものが必要になります。
ビックカメラの商品代金を楽天Edyで支払った場合のマイル獲得率
最後にビックカメラで楽天Edyを利用した場合、どのくらいのマイルが貯まるのかシミュレーションしてみましょう。
以下には5万円分の家電製品等を買った場合のデータを計算してみました。
マイルの獲得方法 | 還元率 | 5万円の支払いで 貯まるマイル数 |
---|---|---|
ビックポイントからの交換で貯まるマイル | 8.1% | 4,050マイル |
楽天Edyの支払いで貯まるマイル | 0.5% | 250マイル |
ANAカードの利用で貯まるマイル | 0.5% | 250マイル |
トータル | 9.1% | 4,550マイル |
結果は4,550マイルと出ました。家電製品は高額になりやすいのでよく貯まりますね。おおむね「日本~シンガポール往復」くらいのマイル数になります。結構でかいのではないでしょうか。
なお、5万円という金額は楽天Edyをフルチャージした場合の金額になります。それ以上の金額を支払う場合は複数枚の楽天Edyを併用するか(最大5枚まで)、もしくは現金払いを併用する必要があります。ご注意を。
ビックカメラでANAマイルをお得に貯める方法まとめ
以上の通り、今回はビックカメラで楽天Edyを利用してマイルを3重取りする方法をご紹介しました。Amazonの日本上陸により家電を店頭で買う機会も減ってはきました。ただ、マイルを貯めるという点ではまだまだ店頭販売も利用価値があります。是非ともご活用ください。
それでは要点をまとめたいと思います。
- ビックカメラでは楽天Edyの支払いで現金同等の10%ポイント還元を受けることができます。
- 楽天Edyはクレジットカードでチャージすればマイルの3重取りが可能です。
- チャージするクレジットカードはANAカードを使いましょう。マイル還元率がお得です。
- 上記の3重取りをした結果、マイルの還元率はトータルで9.1%になります。
- ANAマイレージモバイルプラスを利用すれば、さらに還元率を上げることも可能です。
そんな訳で、ビックカメラでANAのマイルをお得に貯める方法をご紹介してみました。
ちなみにビックカメラで通常貯められるのはJALのマイルです。JMB WAONを利用すると今回ご紹介した方法と同じ要領で効率よくマイルを貯めることができますね。
詳細は以下の記事に記載しました。興味のある方は、併せてご覧ください。