今回はJALのマイレージを交換するのにおすすめの使い道をご紹介しようと思います。
JALの飛行機に乗ると貯まるマイル。お手元に余らせている方も多いのではないでしょうか。「一体、何に使えるのか分からない」という方も多いはずです。
もちろん、マイルが足りない場合に補充する方法もあります。マイルの効率的に補充する方法と併せてご紹介していこうと思います。
Contents
JALマイルの主な交換先と必要なマイル数の一覧
まずはじめにJALマイルの主な使い道についてご紹介しましょう。
航空会社のマイルといえば、基本的には特典航空券への交換に利用するものです。ただ、JALの場合ですと他にもいくつかの交換先が用意されています。
主な交換先と必要なマイル数は以下の表の通りです。
| マイルの交換先 | 必要なマイル数 |
|---|---|
| 国際線の特典航空券 | 片道7,500マイルから |
| 国内線の特典航空券 | 片道5,000マイルから |
| どこかにマイル | 往復6,000マイル |
| 座席のアップグレード | 7,000マイルから |
| e JALポイント | 5,000マイル単位 |
| JALとっておきの逸品 | 10,000マイルから |
| WAONポイント | 10,000マイルから |
他にもPontaポイントへの交換やチャリティー寄付という使い道もあるのですが、正直言ってあまりお得ではありません。ここでは省略しています。
では、どんな使い道が一番お得な交換先になるのでしょうか？
今回はマイルと交換できる特典の価値（＝マイルの単価）を考慮しながら、おすすめの交換先をご紹介したいと思います。
【マイル単価を併記】JALマイルおすすめの使い道
本題に入りましょう。ここではJALマイルの交換先として、お得な順番でおすすめの使い道をご紹介したいと思います。
基本的にJALのマイルは1マイル＝1円以上の価値があります。
ただし、これはあくまで最低交換レートです。このマイル単価を2円、3円へと延ばす交換先がお得な使い道となる訳です
お得な使い道としては、やはり必要マイル数の多い特典航空券への交換が上位にきます。ただ「マイルが足りないよ」という方もいると思います。そんな方は記事の後半をご覧ください。マイルの補充方法についてもご紹介しております。
マイル単価は最高クラス！国際線の特典航空券に交換する
マイルの使い道として、やはりお得度が一番高いのが国際線の特典航空券です。要はフライトの無料チケットですね。遠距離になればなるほどお得度が上がっていく仕組みです。
ただし、交換に必要なマイル数は最低でも7,500マイル（片道）が必要です。ざっと少ない順に並べると以下のようになります。
| 就航路線（例） | 必要なマイル数 （片道） | 必要なマイル数 （往復） |
| 東京～韓国 | 7,500 | 15,000 |
| 東京～上海 | 10,000 | 20,000 |
| 東京～シンガポール | 12,000 | 24,000 |
7,500マイルで韓国、10,000マイルで中国といったアジア圏への片道が無料になります。当然ながら、往復では倍のマイル数が必要です。
必要マイルは多いのですが、その分だけマイルの単価も高くなります。最も近い韓国でもフライト料金は往復で40,000円程度はします。そこから計算するとマイルの単価は3円以上になります。
WAONポイントへの交換で使用した場合、1マイルの単価は1円です。JALマイルは国際線の特典航空券に使用することで、ぐっと単価を上げることができるのです。
国内線の特典航空券でもマイル単価はそれなりに
同じく特典航空券に交換する場合は、国内線も視野に入れておく必要があります。国際線に比べると単価は落ちるのですが、少ないマイル数で済む点が魅力的です。
それでも最低で片道5,000マイルから必要になります。以下に必要マイルの例を示します。
| 就航路線（例） | 必要マイル数 | ||
| 通常マイル | ディスカウントマイル | ＪＡＬカード割引 （往復） | |
| （Ａ区間）東京～大阪 | 6,000 | 5,000 | 9,500 |
| （Ｂ区間）東京～札幌 | 7,500 | 6,000 | 11,500 |
東京から沖縄を往復すると仮定した場合、往復運賃はおよそ18,000円といったところでしょうか。マイルの単価は約1.2円になります。もちろん閑散期を狙って旅行に行けばディスカウントマイルが適用されるので、その分の単価は高くなります。
国内線の特典航空券に交換するという選択肢も、それなりにお得度が高い使い道となっています。
当日申し込みがおすすめ！座席のアップグレードに利用する
フライト料金を払う必要はありますが、エコノミークラスの座席を上位クラスへアップグレードするのにもマイルを利用することができます。
おすすめは空港で当日申し込む「ディスカウントキャンペーン」です。当日、対象クラスの座席に空きがあれば少ないマイルでアップグレードできるサービスですね。
例えば、韓国行きのビジネスクラスアップグレードに必要なマイル数は、通常12,000マイルです。ところが、当日の申し込みに空きがあればディスカウントが適用され、25％オフの9,000マイルで済むのです。
ディスカウントキャンペーンでビジネスクラスにアップグレードした場合、マイルの単価は4円以上になります（韓国片道で計算）。
当日の席に空きがあるかどうかでＯＫ／ＮＧが決まってしまいますが、非常にお得なマイルの使い道です。
「どこかにマイル」のミステリーツアーと交換する
JALにはひとつ面白い交換先があります。「どこかにマイル」との交換です。
こう言うと語弊があるかも知れませんが、要は行き先はJALのおまかせで行くミステリーツアーの旅です。
ポイントになるのは、この交換レートが非常に優秀なことです。日本国内のどこが行き先になるのかは分かりません。ただ、往復6,000マイルで日本の「どこか」への往復フライトが無料になります。
野暮な話ですがマイルの単価を計算すると、概ね1.2円以上になるのではないかと思います。計算は東京～大阪間のフライト料金を8,000円として計算しました。ただ、さすがにそんなに近距離の行き先には設定されないんじゃないかと思います。
ちょっとギャンブル的な要素は入りますが、ともかくどこかに旅行に行きたい方にはうってつけの使い道でしょう。管理人も暇があれば試してみたい交換先です。ちなみに「どこかにマイル」は「どこかに参る」との掛詞だと思います。
交換に必要なマイルが足りない場合の補充方法
上記の通り、お得なマイルの使い道をご紹介した訳ですが、必要なマイルが足りない方も多いと思います。そんな方におすすめなのが、マイルを補充する方法です。いわゆる「陸マイラー」的な方法ですね。
フライトを利用せずにマイルを貯める方法としては、主に2つの方法があります。JAL提携のクレジットカードを利用する方法とポイントサイトを利用する方法です。
クレジットカードの利用でマイルを貯める
陸マイラーとして王道的な方法がこちら。日々の支払いにクレジットカードを利用してマイルを貯める方法です。
JALのマイルを貯める場合には、JAL提携のJAL Club Aカードを利用します。還元率は200円につき1マイルです。
| 搭乗時のボーナスマイル | フライトマイル+25％ |
| 入会時のボーナスマイル | 5,000マイル |
| 毎年の初回搭乗時ボーナスマイル | 2,000マイル |
| マイル還元率 | 200円につき1マイル |
| 年会費 | 10,000円 |
還元率を考えると年間で200万円の利用があれば10,000マイル以上は貯まる計算ですね。これなら楽々で国際線の特典航空券に交換することが可能です。興味のある方は、以下の公式HPもご覧ください。
リンク：JAL CLUB AカードのHPはこちらです。
ポイントサイトを利用してJALマイルを貯める
同じく陸マイラーの中で流行っている方法がこちら。ポイントサイトを利用する方法です。こちらのメリットは短期間に多くのマイルを貯めることができることですね。
JALの場合、おすすめのポイントサイトはハピタスになります。ハピタスポイントを貯めてからドットマネーを経由することで、最終的にJALのマイルに交換が可能です。
詳しい方法と交換ルートについては別の記事に書きました。興味のある方は、是非とも併せてご覧ください。
JALマイルおすすめの使い道まとめ
以上の通り、今回はJALのマイルをお得に交換する方法についてご紹介しました。折角、貯めたマイルですから、しっかりお得な方法で特典に交換したいものですね。WAONポイントで堅実に利用するのも結構ですが、もっとお得な交換方法があることを知って頂ければ幸いです。
要点をまとめたいと思います。
- JALのマイルは少なくともWAONポイントで1マイル＝1円の単価を持っています。ただし、これはあくまで最低交換レートです。
- JAL国際線の特典航空券はメジャーでお得なマイルの交換先です。マイルの単価は3円以上になります。
- JAL国内線の特典航空券に使うのもそれなりにお得な方法です。マイルの単価は1.2円以上になります。
- 面白い交換先としては「どこかにマイル」でJALに行き先をおまかせしてしまうという方法もあります。マイル単価は1.2円以上になります。
- 空席状況に左右されますが、座席クラスのアップグレードを当日に申し込むという方法もあります。マイル単価は4円以上になります。
- マイルが足りない場合は、クレジットカードやポイントサイトを利用して補充しましょう。どちらも年間で20,000マイルは貯められるはずです。
今回はお得なマイルの使い道をご紹介しました。やっぱりマイルの使い道と言えば、次の旅行の無料チケットですね。皆さんにも是非、陸マイラーの道を歩んでたくさんのマイルを貯めて頂きたいと思います。
そんな訳で、JALのマイルを効率的に貯める方法を記事にしました。興味のある方は、是非とも併せてご覧ください。
